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タロットカードの起源

タロットカードは、大アルカナと呼ばれる絵札22枚と、小アルカナと呼ばれる56枚、計78枚で構成されるカードです。
小アルカナは、ワンド、ソード、カップ、ペンタクルそれぞれ1~10までの数札と、王・女王・騎士・王子の4枚の絵札あり、現在のトランプの起源といわれています。

そもそものタロットカードの起源については、エジプト・ユダヤ・インドで生まれたとする説、古代の神秘の教えが書かれた密書とする説、ジプシーの遊び道具とする説・・・とにかく諸説様々です。
というのも、最古の記録だと確信できる信憑性のある"証拠"が確認されていないからです。

その中でも、有力とされているのが、イタリア紀元説。
15世紀前半頃にゲーム用として生まれ、賭博にタロットカードが用いられ、その賭博が余りに流行しすぎた為に禁止令を出されたという記録があるのだとか・・・。

タロットカードが占いに使われ始めたとされているのは、18世紀頃。
元々絵柄や枚数は定まっていなかったようなのですが、この頃になって現在とほぼ同じ枚数に確立されたのだそうです。
当時、タロットカードの生産地だったのがマルセイユだった為に「マルセイユ版タロット」と呼ばれています。

そしてこの頃には現代で言うところのスピリチュアルブームに似た"オカルトブーム"の時代を迎えます。
その波にのるようにタロットカードは、オカルティシズムに基づく神秘主義が影響しはじめ、カバラ思想に基づいた解釈などが取り入れられていきます。
タロットカードの22という枚数がヘブライ語と同じ数であることから、タロットはブライ語と対応しているのでは?という考えが出始めると、それにあわせてカバラの教えを盛り込んだ絵柄を用いたカードなどが作られ始めます。
また、占星術や数秘なども対応すると考えられました。
現代ではオーラソーマとの対応しているという考えもあります。

現在一般的に知られているのは、ウェイト版とマルセイユ版と呼ばれるものですが、これもこの頃に考案されたカードのようです。

現在、主流とされているウェイト版を考案したアーサー・エドワード・ウェイトの説では、キリスト教の元となったユダヤ教のカバラと関連付けられ、セフィロト(生命の樹)やヘブライ語の22文字と関連しているのではないかという解釈と、それに合わせて絵の改良がなされました。
現代でもっとも一般的なタロットカードとして知られていますが、実は歴史は浅く、わずか100年余りしかありません。

タロットカードのクラシックとして扱われているマルセイユ版は、フィリップ・カモワンの説が反映されている【カモワン版】が注目されています。
カモワンは、マルセイユ版のタロットは、古代エジプトの秘密の教えを伝えるために作られたもので、大量印刷されたりしているうちに、もっとも重要な情報が省略されてしまったのだと主張します。
そして、自らの手でそれを復活させたものとして、カモワン版タロットカードを考案しました。

結局のところ、どれが「正しい説」なのかは、現在では誰にもわかりません。
けれど、ひらぎは、タロットセラピーとしてのカードリーディングをしているうちに、秘密の教典・・・とまではいかないものの、たとえば子守歌や子供の為の歌にあるような【生きる知恵】のようなものが散りばめられているように感じています。
特に22枚の大アルカナは、生き方そのものの現われのような気がするのです。

※ここでは、タロットの起源について簡単にご紹介しました。
 詳しいタロットカードの起源については、書籍などを用いてご確認いただくのが確実です。

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